最近ツイッターを見ていると政治に対する若者の深い絶望のツイートばかり目にするようになった。少子高齢化で経済が目に見えて鎮火しているのに、野党のレベルの低さやモリカケに終始しているのを見ればだれでも絶望したくなるだろう。
みんなの党はあまり目立たない党だ。野党第一党でもないし、歴史的な背景があって主義が一貫している共産党のようなアクの強さもないのだが、それが逆にアドバンテージになることを示してくれたのがこの記事だと思う。「TPPに対するみんなの党とJAPAN-101オンラインカジノサイトのコラボレーション」https://www.your-party.jp/みんなの党とjapan-101ネットカジノの活動/
JAPAN-101というのは有名なオンラインカジノらしい。日本のオンラインギャンブルは法律で禁止されているのだが、本拠地を別の国にしているから良いのかどうかは微妙で、それはともかくそのオンラインカジノがみんなの党に政治献金をした。みんなの党も公にコラボレーションをするという。
ネットカジノとはパソコン上でスロットやルーレットを遊べるウェブサイトのことだ。一昔前の絶望的なクオリティとウィルスの巣になっていたものとは異なり、圧倒的なグラフィックの美麗さと映画のような本格的な音楽のすばらしさが提供されている。リールの回り方やルーレットの動きは本場のカジノもとっくの昔に導入しているくらいレベルが高い。
日本はお台場や沖縄や大阪にカジノを作る計画がある。すでに入場料が決まったくらいなのでもう具体的な骨子はほとんど決まっているのだろう。カジノは合法的なギャンブルで収益性の良いビジネスなので規制のもとで運営する方が良いに決まっている。
そしてそのカジノがついに政党と手を組んだ。しかも裏からこっそり献金というのではなく、党自身が堂々とコラボレーションを発表したのだから、ネットカジノもリアルカジノもこれから日本は公に議論していく段階に入ったと言える。
ある研究によれば、カジノを一つ作れば1千億円以上の経済効果があるようで、今の日本には十分なカンフル剤になるはずだ。日本のオンラインギャンブルもこれから盛り上がるだろう。